おとうさん

去年の今頃、
私は小腸問題の真っ只中にいました。
入退院を繰り返し、家族や母や叔母や近所の方に沢山迷惑をかけ、お世話になりました。
おかげさまで、私の小腸問題は命に関わるような大事ではなく、
原因が分かって、切ってしまえばあっさりと治ってしまいました。
あれから…もう一年です。
あっという間の一年でした。



今から16年前の11月22日、私のおとうさんは天国に旅立ちました。
この世でたった一人のおとうさんとの別れは言葉にならないほどつらく、
自分の寿命の一部を分けてあげられるものなら…と、何度も思い、
また、そうすることの出来ない現実が、ただただ悲しく…涙ばかりが溢れました。


おとうさんが天国へ旅立って約3年半後の2001年4月2日、私はやっさんと結婚しました。
私にまた「おとうさん」と呼べる人ができた大切な日です。
おとうさんは物静かで穏やかで、とても温厚な方でした。
眉毛はやっさんとほぼ同じ。
碧の眉毛はやっさんにそっくりなので、三世代続く「への字眉毛」です。

山口の実家に帰ると、おとうさんは冷蔵庫の中に、これでもか!!ってくらいのビールを、
いつも冷やしてくれていました。

「置いちょっても誰も飲みゃーせんから、全部飲んで帰ってええからね。」

と、酒飲みの嫁を避難するどころか、いつも笑顔でもてなしてくれました。
やりたい放題の悪嫁は、遠慮もせずビールを飲みまくりました。
飲みきれなかったビールは、袋に入れ、帰るときには必ず持たせてくれました。

おとうさんのお気に入りは一番搾りだったのか、出現率が高く、
一番搾りを見ると、おとうさんを思い出します。

そんな優しさいっぱいのおとうさんに、私は嫁らしいことを何ひとつしていないのに…
9月27日、おとうさんは余りにも突然に…天国へ逝ってしまいました。


この世でたった一人のおとうさんを失い、
つらく寂しく、なんであの時にもっと…と、
後悔や、懺悔、苦しく悲しい思いの中に、今、やっさんがいます。

何もしてあげられないけど、
心穏やかに過ごせるよう、そっと見守ろう…。


生前元気だった時よりも、今の方がおとうさんを思うことが多くなりました。
声もちゃんと覚えてます。
おとうさんを思い出すと、
待ってました!!と言わんばかりに、私のおとうさんやおばあちゃん、おじいちゃん、
そして伯父さん…こてつ…慕っていた上司、次々に私の心の中に現れます。
姿は見えないけど、声ははっきり思い出せます。
目を閉じれば、姿も思い出せます。


心の中で生きている… 

そういうことなんだな…。

天国に旅立った大切な人に心配かけない為にも、
毎日元気に明るく前向きに笑顔で頑張ろう!!
きっとそれが一番の供養なんだ!!

そして、
一年前、あれだけ大騒ぎして検査やら手術をした私は、何事もなかったかのように、
今、元気に過ごしています。
何度手術しても、事故に遭っても、大事に至らず元気に生きていられることに感謝しながら、
毎日を大切に生きていこう。


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by aloalo8 | 2014-10-07 15:12 | つぶやき